日本の小売店で全国展開している企業が、ドン・キホーテです。キャッチーな店頭POPと豊富な商品で来る人がアミューズメント感覚で楽しめるお店として有名ですが、そんな企業の社長がまだ若い二代目となる大原孝治氏です。大原孝治氏のプロフィールは実に華麗な内容となっています。まず1993年に入社し、第1号店府中店の売り場担当者になったあと、次々と他店の立ち上げの店長に就きました。その後1995年には取締役第二営業本部長に就任しました。そして順にグループの取締役に就任し、2013年に副社長、2015年になりホールディングスの代表取締役社長兼CEOに就任しています。入社当時は売り場担当だった所からスタートし、その手腕により次々出世していきました。ドン・キホーテは前社長の安田隆夫氏が一代目を務めるまだ若い企業です。その二代目として活躍しているのが、この大原孝治社長です。二代目になった現在も業績は悪化することなく、良好な経営が続いています。前社長の意志を受け継いで社風を損なうことなく、思い切った決断をすることができるというのも強みです。また、ドン・キホーテが今までにない規模のディスカウントストアだからです。売っていないものがないほど幅広い商品を販売する、しかもそれが他店と比べても安いということで、つい目的のもの以外も購入したくなります。そのためリピーターも多いのです。

またお客さんは日本人や地元の人だけではなく観光客も多いため、収益を伸ばすことができています。こうした企業努力からいつでもお得で楽しい買い物ができるようになっています。