大原孝治と言えばドンキの社長さんです
大原孝治さんは「真・原始取引」を提案しています。そもそもお客様第一主義で、それは経営の面でも反映されているところが多々あります。通販の時代とも言われていて、何でもネットを介して購入できる時代でもありますし、底に便利さはありますが、五感を使ったワクワクした縁日のようなお店づくりをすることで、ドンキホーテの売り上げもどんどん上がっています。
爆買いという事が流行語になった時、世間では大量に買い物をする中国人であふれていて、その波にのって業績を上げたところもあります。ドンキホーテにおいても、もちろんその時かなり売上が上がりましたが、その後でも伸び続けているところには理由があります。それは権利委譲をして各店舗に経営を任せているというところにも関係があると言えるでしょう。仕入や値付けまで任せているので、モチベーションのアップにもつながっています。
ちなみに、段ボールを切って出しただけの陳列方法は、価格を抑えることが出来るメリットだけではなく、商品を探す楽しさもそこにありますし、大量の商品を陳列できる方法でもあり、このお店に行けば何か必ず面白い物が見つかるというライブ感もあります。
いつ行っても違うものがあったり、もちろん必要な物は有りますが、その上で縁日のようなアドレナリンを出すことも出来るので、つい訪れてしまうというお客の心理も摂られていると言えるでしょう。大原孝治の工夫は様々な所で応用されています。